FC2ブログ

読み聞かせ5

今日は、読み聞かせのポイントについて考えてみます。

1.読み手が楽しむこと
→嫌々読んでもらっても、子供達も楽しくありません。オーバーアクションでなくてもいいのです。読み手自身が楽しいなぁと思える本を選ぶ事が大切ですね。

2.毎日の習慣にする
→一日一冊、一日十分でもいいのです。毎日の習慣にしていきましょう。大事な親子のコミュニケーションになるはずです。日中は、子どもたちの気が向いたとき、「読んで」と要求があったときに。そして、寝る前の一時を読み聞かせタイムとする、というパターンが多いようです。その際には、お父さんが読んであげているという例も多く聞きました。日中触れ合う機会がなかなか無い場合は、いいチャンスかもしれませんね。

3. ゆっくりとはっきりした声で→ことさらオーバーに感情移入しなくても構わないと思います。ただし「聞いてもらっている」という気持ちを忘れずに。

4.読み手の言葉で絵の説明を
→これは、赤ちゃん時代に効果的です。集中力も短く、言葉にそれほど関心の無い時には、本文をそのまま読むよりも、絵を見せながら「イヌがいるね」「空が青いね」と話し掛けてあげましょう。(もちろん、本文を読んではいけないと言う意味ではありません) 登場人物の名前を、子どもさんの名前に変えてあげるのも喜びますね。また、日本語の絵本が手元にない場合も、読み手が英語の文章を日本語に訳して読んであげることができますよね。

5.文章を読むとき、指で文字をなぞりながら→文字への興味も出てくる3歳頃からは、文章を読む時に一緒に指で文字を追いかけたりする工夫も効果的です。文字と音が一緒に入ってきます。子供たちは、読める字は読もうとします。一文字だけでも自分が読める字を見つけると、それを指差して発音したりする場面もあります。「すごい!!」とびっくりさせられることがありますね。

6.お気に入りをつくる
→読み手にしてみると、同じ本を繰り返し読むのはつまらないものです。それでも子供たちは「もう一回」「また読んで」と、同じ本を読んでもらいたがる時があります。考えて見ると、これはチャンスなのです。子供たちが「お気に入りの一冊」を持っているということなのですから。繰り返し繰り返し読んでもらった本は、内容を暗記してしまう場合が多いようです。文字が読めない年齢でも、ぱらぱらとページをめくりながら文章をぶつぶつとつぶやいている…というお話もよく聞きます。覚えてしまうぐらい好きな本があるって、すばらしい事だと思います。

7.感想を聞かない→読み終わった後に感想を聞いてしまうと、読後感が失われます。子供たちの方から「あそこが面白かったね、びっくりしちゃった」「このくまはがんばったね」という感想が出る場合もありますが、「そうだね」と受け止めるだけで十分です。感想をまとめるのはとても難しい事です。うまく言葉にできなかったり、適切な表現が思いつかなかったりで口を閉じてしまう子供もいます。読み聞かせは勉強ではありません。たっぷりと聞く、これだけで十分なのです。
スポンサーサイト



読み聞かせ4

今日は、絵本以外の選び方です。本の選び方のポイント3になります。

文章の理解度が高まり、語彙量も増えてくると、絵本以外でも物語を読み聞かせできるようになります。
この時期になると、興味のある分野がはっきりしてきますので、その中から選ぶといいと思います。
多読を心がけるのであれば、ナンセンスなもの、リアルなもの、ファンタジー、冒険物といろいろなものを取り上げてもいいでしょう。
文章自体が長い作品が多くなるので、章立てになっていて、読みきりやすいものを選ぶと、「今日はここまで」と区切りがつけやすいです。
読み聞かせと自分での一人読みの目安としては、9歳頃になったら、読み聞かせと自分で読むのを同じくらいの割合に持っていき、12才頃には自分で読む割合を多くするとよいようです。ただし、これはあくまでも目安です。中学生でも読み聞かせを楽しむ事はできます。

読み聞かせ3

今日は、本の選び方のポイント2ということで、少し大きくなったらの場合です。

1.子供の好きな分野のもの
→動物が好きな子供なら、動物が主人公のもの(『ひとまねこざる』『ぐりとぐら』『どろんこハリー』『くまさん』などなど)、乗り物が好きな子供なら乗り物がテーマのもの(『はたらきもののじょせつしゃケイティ』『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』『きかんしゃやえもん』『ぴかくんめをまわす』などなど)食べることが好きな子供には食べ物が出てくるもの(『カラスのパン屋さん』『スージーちゃんのスパゲッティ』『おしゃべりなたまごやき』などなど)というように、ジャンルを絞って読んでいくのも楽しいものです。

2.具体的な生活に関わるもの→大人の前をしたり、ごっこあそびをするようになると、生活に題材をとった絵本にも興味をしめします。自分の経験と照らし合わせて考える事もできます。主人公と一体化して、お話の中に入り込むこともできるでしょう。(『はじめてのおつかい』『ぶたぶたくんのおかいもの』『みんなうんち』『ちのはなし』などなど)

3.日本の昔話
→昔から語りつがれてきた昔話には、日本人の考え方や感性がよく表れています。また、日本人なら一度は聞いたことがある、という作品も多いはずです。空想の世界に遊びながら、日本の風土にも触れてほしいと願っています。(『ももたろう』『うらしまたろう』『かぐやひめ』『だいくとおにろく』『したきりすずめ』『はなさかじいさん』などなど)

4.図鑑や百科事典→「読み聞かせ」からはややずれてしまうかもしれませんが、自然科学の分野に興味を持ち始めたら図鑑や辞典はおすすめです。最初は図や写真が多く使われているものが良いでしょう。子供たちは飽きずに眺めています。説明の文章にルビが振られているものだと、字が読めるようになれば内容が理解できます。

読み聞かせ2

本の選び方のポイントについて書いてみます。まずは、3歳くらいまでなら、の場合です。

1. 1ページの文章が短いもの
→小さな子供は先が気になるものです。ページをめくるという行為そのものが楽しいときでもあります。リフレイン(繰り返し)や、韻を踏んでいるなど、単純でリズミカルな文章のものなどは、子供たちもすぐに覚えて一緒に口ずさみます。

2.絵を見ただけでストーリーがわかるもの
→かならずしもドラマチックでなくてもいいのです。次の展開を想像したくなるようなストーリーが楽しいようです。

3. 色鮮やかな絵のもの、絵だけでも訴える力のあるもの
→ 赤ちゃん時代にはシンプルなものがよいと聞いたことがあります。たとえばミッフィーやしろくまちゃんに代表されるような絵です。明るい色使い、単純化されたフォルムが、子供たちには認識しやすいそうです。
少し大きくなってきたら、美しいさし絵のものもたくさん見せてあげたいですね。これは、芸術的な体験にもつながりますね。

4.読み手が気に入ったもの→ご自身が小さい頃に読んだもの、クラシカルな古典的名作、最近話題の新作などなど、選択はいろいろありますね。読み手自身がいやいや読んでいては、子供も楽しくありません。

5. 子供が選んだもの
→たとえ上記の4つにあてはまらなくても、子供自身が好きな本ならば問題ありません。繰り返し同じ本に執着してもいいのです。今まで言った事と矛盾しているようですが、子供にとって本を読んでもらう時間は特別な時間なのです。心地良くすごせる時間を大切にしてください。「選ぶ絵本の割合は、親が読ませたい本1:子供が読みたい本9」ということも言われています。

読み聞かせ1

今日は、読み聞かせについてです。
読み聞かせというのは、本を読んで聞かせてあげるということです。日本語での読み聞かせは、大切な日本語環境の一つです。是非、毎日の習慣にしてみてください。
読み聞かせは一方通行ではありません。読み手が読んでいるだけでは…?と言う声もありますが、聞き手も、うなずいたり、びっくりしたり、笑ったり、引き込まれて息を呑んだりと、いろいろなサインを送ってきます。読み手も聞き手も双方が楽しめる読み聞かせをしていきたいですね。読み聞かせが家庭内でのコミュニケーションの一つになればいいなぁと思っています。
また、これからここでご紹介していく本の選び方のポイントや読み聞かせのポイントはあくまでも一つの方法に過ぎません。100組の親子がいれば100通りのコミュニケーションがあると考えています。それぞれのご家庭での方法がきっとあるはずです。あまりこだわらず、楽しむ事が一番です。
また、子どもを対象にした読み聞かせについてはいろいろなサイトがあります。そちらもどうぞ参考にしてみてください。

プロフィール

STUDIO.S日本語教室

Author:STUDIO.S日本語教室
ニュージーランドで小さな教室を開いています。
海外で暮らす子どもたちの日本語保持の方法を試行錯誤しています。
活字中毒。動物好き。
ガーデニング初心者で楽しんでいます。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

リンク

教室で使っているあれこれ

教室で使っている教材・教具のご紹介をしています。これから使ってみたいものもあります。

ランキングに参加しています

よろしかったらぽちっとクリックお願いします♪励みになります☆ 人気blogランキングへ

ポイントサイト:ちょびりっち

懸賞・小遣い ちょびリッチ