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詩の翻作

翻作というのは、元になる作品の一部の語句や表現を変えることです。千葉大学の首藤久義教授が「翻作表現法」という考えを提唱されています。

「何らかの原作をもとに、それをなぞったり変えたりして表現することを、私は、「創作表現」に対して「翻作表現」と呼んでいる。そして、そういう活動を取り入れた学習指導法を「翻作表現法」と総称して大事にしている。何らかの原作を「翻作表現」することは、原作を理解することの学習になるだけでなく、表現することの学習にもなる。そればかりでなく、表現するために原作を繰り返し読むうちに、原作の内容や形式を身につけることにもなる。それは、新しいものを読むために役立つ素養にもなり、新しいものを表現するための素養にもなる。」


(「ことばがひろがる1―楽しい国語、生活に生きる国語―」首藤 久義と共著、東洋館出版社、1999年)

まずは、取り上げる作品を範読します。
そして、つれ読み、一斉読み、個人読みと音読を繰り返します。
短い作品ならば覚えてしまう子どももいます。
難しい語句や表現があった場合は、それぞれ説明を加えながら内容を理解します。
そして、最初は名詞の入れ替えからはじめます。
たとえば、こんな風に。

あめのつぶつぶ / りんごにはいれ(『大きくなあれ』)
このりんごを、好きな果物に替えてみます。このときは、バナナ、いちご、なし、ぶどうが出てきました。


一度やってみると、こつがつかめます。
子どもたちも、その作品の持つ世界観を共有して言葉を選ぼうとします。
だんだんと、動詞や形容詞などの表現も変えていけるようになります。
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テーマ : 日本語教育/異文化コミュニケーション
ジャンル : 学校・教育

文字の練習3 似ているひらがな

私が意識して取り上げた中に、似ているひらがながあります。
これは、子どもたちが混乱しやすく間違いやすい文字でもあります。
そこで、似ている文字は、セットで取り上げ、それぞれの違いを確認していくことにしました。
たとえば「の・め・ぬ」。
並べてみるとわかるように、少しずつ部品が増えています。
これも、書き順や、その文字から始まる言葉を同時に練習します。
ほかには「ね・れ・わ」「き・さ」などがあります。

同じ部品を持つひらがな同士の練習もします。
たとえば、「まめ」仲間。
「な、は、ほ、ま、よ」などです。
「しっぽ」仲間は「ぬ、ね」。
「てん」なかまは「お、か、な、や、ら」など。
同じ字が何度出てきても構いません。
「あ、この字やったことがある!」と、子どもたちも気づきます。
「二回目だから上手になっているかな?」などとやる気を引き出しながら練習します。

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文字の練習2 一筆で書けるひらがな

読み取りの力がついてから、書く練習に入ります。
教室では、五十音を完璧に読めなくても、クラスや子どもの様子を見て、書く練習に進んでいくこともあります。
繰り返しの練習の中で定着していくことと、子どもの意欲をそがないためです。

私が、お手本として作成したのはA6サイズのカードです。
書き順ごとに違う色を使って作ります。
もちろん、市販のカードでもかまいません。
まず、一画でかける文字から取り上げます。
く・し・つ・て・の・ひ・へ」です。
教室では升目のノートを使用しているので、ホワイトボードにも升目を書き、どの位置から書き始めるかを指示します。
終わりの位置も点で示してあげると、よりバランスよく書けるようです。
このときに、その字から始まる言葉も一緒に考えます。
「く」をとりあげたときは、次のような言葉が出ました。
くつ
くま
くろ
くし
くん(君)
くり
くだ
くち
くに
くっきー
くりすます
くりすますつりー
くまんばち
くすり
くいしんぼう
くらい
くうき
くさい
・・・
なかなかの語彙数です。
そうして出てきた言葉をひとつ選んで自分のひらがなカードを絵つきで作成すると楽しいですね。
また、同じ字を何回も練習するプリントを作って宿題にしたこともあります。

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鉛筆の持ち方と書く姿勢

字を書く力は、子どもの手の骨格や筋肉、体の発達具合とも関係があると言われています。
さらに、文字を書き始める時期に、正しい鉛筆の持ち方や書く姿勢を身につけることは大切なことでもあります。

エンピツの持ち方
これについては、様々なサイトや書籍などでも紹介されています。
鉛筆を正しく持てないと、たくさん字を書いているうちにどうしても負担がかかり、字が読みにくくなったり、疲れたりします。だんだんと長い文章を書けるようにするためにも、まずは疲れない持ち方・きれいに書ける持ち方を身につけることが大切です。
しっかりと力を入れて濃く書くようにしましょう。
ひとさし指と親指とで軽くつまん でから中指でささえるようにするとよいでしょう。 
小指は、少しだけノート(紙)につくようにします。
鉛筆の軸は、倒れすぎないよう 注意してください。

書く姿勢
目の高さは、机から30センチ程 度はなして、背すじをぴんとのばしましょう。
時々、かがみこんだり、寝そべったりして字を書く人を見かけることがあります。
また、机に対して斜めに座っている人もいます。
本人はそれが一番書きやすい姿勢だとおっしゃいますが、字を覚え始める段階の子どもたちには、やはり正しい姿勢で取り組んでほしいと思っています。

プロフィール

STUDIO.S日本語教室

Author:STUDIO.S日本語教室
ニュージーランドで小さな教室を開いています。
海外で暮らす子どもたちの日本語保持の方法を試行錯誤しています。
活字中毒。動物好き。
ガーデニング初心者で楽しんでいます。

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